メッセージ

私はこれまで、光技術を基盤とする計測機器メーカーで 好中球が産生する活性酸素を光で捉える技術の研究開発に携わってきました。
この技術は、光学設計や装置開発に携わった技術者、 臨床研究を支えてくださった医療関係者、 基礎研究に協力いただいた研究者の方々とともに開発してきたものです。
基準範囲を算出する臨床研究では7000例を超えるデータが蓄積され、 そのほかにも疾患患者を対象とした研究や、健常者の縦断研究など、 多様な目的で多くのデータが得られてきました。
この技術をさらに発展させ、必要とする現場に迅速に届けていくためには、 小回りの利く体制で開発を進めることが重要だと考え、 技術を正式に継承し、自ら事業として取り組むことを決意しました。
本技術は、わずか数マイクロリットルの血液から、 測定時点の好中球の反応をリアルタイムに評価できる点に特徴があります。 治療効果の把握、生理的変動の解析、食品・薬剤の作用機序の理解など、 応用範囲は今後も広がっていくと考えています。
研究者・医療者・企業の皆さまと協力しながら、 科学的根拠に基づいた技術開発を進め、 免疫評価の新しい選択肢を提供していきます。
株式会社フォトフィル
代表取締役 數村公子

会社概要(基本情報)

株式会社フォトフィル
〒435-0055
静岡県浜松市中央区十軒町83-3-104
代表取締役:數村公子
事業内容:免疫解析技術の開発、ラボ用測定システム・試薬の販売、研究支援サービス

ミッション

・光学技術を用いて免疫応答を正確に可視化する
・科学的根拠に基づく評価技術を研究・医療の現場へ届ける
・免疫評価の新しいスタンダードをつくる

事業内容

1. 免疫評価技術の研究開発
光センシング技術およびバイオフォトニクス技術を用いた、 生体細胞機能・免疫細胞活性・炎症状態の評価技術の研究開発を行っています。
2. 測定システム・装置・ソフトウェアの開発・提供
好中球活性評価を中心とした測定システム、 計測装置、解析ソフトウェア、専用容器・消耗品の 研究開発、試作、改良、製造(委託製造を含む)、販売、保守を行っています。
3. 医療機器・体外診断を見据えたエビデンス構築
将来的な医療機器・体外診断用医薬品への応用を見据え、 科学的エビデンスの構築、検証、実装支援を行っています。
4. 共同研究・実証事業
大学、研究機関、医療機関、企業との共同研究、 産学官連携による実証事業を推進しています。
5. データ解析支援
測定データの解析支援、評価手法の検討、 研究目的に応じた解析アプローチのサポートを行っています。
6. 測定受託・解析受託(医療行為を除く)
測定システムを用いた検体の測定・解析、 出張測定、受託解析、装置の校正・性能確認などの研究支援業務を行っています。

沿革

2026年3月24日 株式会社フォトフィル設立

アドバイザー

フォトフィルは、独自の炎症評価技術を社会実装するため、医療機器開発、事業化、医療イノベーションの第一線で活躍する専門家から助言をいただいています。

中尾 浩治

元テルモ株式会社代表取締役会長。長年にわたり医療機器産業の発展を牽引し、退任後は日本バイオデザイン学会特別顧問として次世代医療機器イノベーション人材の育成と医療機器ベンチャー支援に取り組んでいる。フォトフィルでは、炎症評価技術を社会へ届けるための事業化戦略、技術導出および事業パートナーとの連携について助言を行っている。

八木 雅和

大阪大学大学院医学系研究科准教授。医工連携および医療機器イノベーションを専門とし、日本バイオデザイン学会プログラムディレクターとして活躍。医療現場の課題から出発し、患者・医療従事者・社会に提供する価値を重視する「ニーズ主導・価値主導」の医療機器開発を推進している。フォトフィルでは、炎症評価技術の医療現場への実装と価値創出の観点から事業戦略を支援している。

株式会社フォトフィル

〒435-0055
静岡県浜松市中央区十軒町83-3-104